オイルランタンの芯の交換方法と手順【フュアーハンド・デイツ】
「オイルランタンの芯、どうやって替えるんだろう」
フュアーハンドやデイツを手に入れて使い込んでくると、必ずこの日がやってきます。芯は消耗品です。でも説明書は素っ気ないし、検索しても手順がバラバラ。
この記事では、芯交換の手順を最初から順番に、7つのステップで説明します。私自身がキャンプで使い込んでいるランタンで実際にやっている手順です。
先に全体像です。
- ホヤ(ガラス部分)を倒す
- 燃料調整ハンドルを取り外す
- 残っている芯を取り出す
- 新しい芯の先端をカットする
- 新しい芯をセットする
- 本体に取り付けてホヤを起こす
- オイルを入れて5分ほど待つ
道具は新しい芯とハサミだけ。5分あれば終わります。

交換用の芯は「サイズ」だけ間違えないでください
作業より先に、いちばん多い失敗を防ぎます。芯のサイズ違いです。
ランタンの芯には幅のサイズがあり、合わないものは使えません。代表的なモデルの目安はこちらです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フュアーハンド276 | 4分芯(約12mm) |
| デイツ78 | 4分芯(約12mm) |
| デイツ80 | 7分芯(約21mm) |
| キャプテンスタッグ小型 | 商品表記を確認 |
「4分」「7分」という表記は芯の幅のことです。いま入っている芯を抜いて、幅を測ってから買うのが確実です。
芯交換の手順(7ステップ)
1. ホヤを倒す
ホヤ(ガラスのカバー)を支えているレバーを操作して、ホヤを横に倒します。ガラスに指紋がつくと熱で焼き付くことがあるので、なるべく金具部分を持ってください。
2. 燃料調整ハンドルを取り外す
芯の高さを調整するハンドルごと、バーナー部分(芯が通っている金具)を本体から外します。工具は要りません。手で回すか引き抜くだけです。

3. 残っている芯を取り出す
古い芯を金具から引き抜きます。焦げてボロボロになっていたら、それが交換時期のサインだったということです。
4. 新しい芯の先端をカットする
ここが仕上がりを左右します。芯の先端の両角を、ハサミで斜めに切り落として台形にします。
こうすると炎の形がきれいな半円になります。四角いまま使うと、両端だけ炎が立って煤(すす)が出やすくなります。
5. 新しい芯をセットする
カットした芯を金具に通し、調整ハンドルを回して芯が上下に動くことを確認します。動きが渋いときは、芯が厚すぎるか幅が合っていません。
6. 本体に取り付けてホヤを起こす
バーナー部分を本体に戻し、ホヤを元の位置に起こします。
7. オイルを入れて5分ほど待つ
燃料を入れたら、すぐ点火せずに5分待ってください。新しい芯が燃料を吸い上げるまでの時間です。乾いたまま点火すると芯だけが燃えて、一気に短くなってしまいます。
焦らず待つ。これが新しい芯を長持ちさせる一番のコツです。
交換のタイミングは「火が育たなくなったら」
芯は毎回使い切るものではなく、少しずつ焦げて短くなっていきます。
- 芯を出しても炎が大きくならない
- 炎の形がいびつになった
- 煤が急に増えた
このどれかが出たら交換時期です。使う頻度にもよりますが、芯1本でワンシーズンは十分持ちます。予備を1本持っておくと安心です。
燃料はパラフィンオイルが手入れ楽
芯の寿命は燃料でも変わります。
灯油は安く手に入りますが、臭いと煤が出やすく、使用後はホヤの掃除がほぼ必須です。パラフィンオイルは高めですが煤が出にくく、芯もホヤも汚れにくい。初心者の方や、掃除の手間を減らしたい方はパラフィンオイルをおすすめします。
私も普段はパラフィンオイル派です。灯油を使うのは、長期の連泊でコスパを優先したいときだけです。
私が使ってよかったオイルランタン
芯交換のついでに、実際に使ってきておすすめできるランタンも置いておきます。
- フュアーハンド 276(ベイビースペシャル) — 1914年生まれのドイツの定番。悩んだらこれ
- デイツ78 — アメリカの老舗。フュアーハンドより少し安く手に入ることが多い
- デイツ80 — 大型で明るい。サイトのメインランタンに
- カメヤマ オイルランタン — 国産で入手性がよい
まとめ
- 芯交換は7ステップ・道具はハサミだけ・5分で完了
- 買う前に芯のサイズ(4分・7分)を必ず確認
- 先端を台形にカットし、オイルを入れたら5分待ってから点火
オイルランタンは芯さえ替えれば何十年でも使える道具です。1世紀前に生まれたフュアーハンドが今も現役なのが、その証拠です。
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また次回の記事でお会いしましょう。それでは〜
