金賞受賞の福島県酒蔵まとめ‼︎
今回は『令和3年度新酒鑑評会 金賞受賞酒蔵まとめ』記事になります。
令和3年度の金賞受賞数17銘柄を獲得した福島県、9年連続で全国一を維持しました。
福島県の酒蔵は全部で55ヶ所あります。(ふくしまの酒サイト参照)
今回は金賞を受賞した酒蔵を紹介します。
日本酒好きの方は是非ともご一読ください。新たな発見がある内容になっています。
※会津でおすすめの地酒屋さんはこちらで紹介してます↓↓↓
金賞受賞17銘柄・蔵元一覧
1.有賀酒造(白河市)
有賀酒造は白河市にある酒蔵です。
鑑評会での金賞受賞は今回が初めてです。
金賞を受賞した『陣屋』は12代杜氏による試行錯誤と有賀酒造伝統の技から生まれたお酒です。
有賀酒造では他にも『虎マッコリ』を作っており全国的に人気です。
「一生の粋な酔いを」をモットーに作っているお酒、この機会に味わってみてはいかがでしょう。
2.千駒酒造(白河市)
千駒酒造は白河市にある酒蔵です。
昨年に続き2年連続の金賞を受賞した『千駒 大吟醸』は味のキレを感じることができます。
『千駒』は各種・製法別にでているので飲み比べするのもありですね。
3.寿々乃井酒造店(天栄村)
寿々乃井(すずのい)酒造店は岩瀬郡天栄村にある酒蔵です。
2018年から3度目(2011年以降)の金賞受賞をした『寿々乃井』はもちろん『寿月 自然流』もおすすめです。
漫画「夏子の酒」の酒米モデルにもなっている寿々乃井酒造のお酒を是非とも味わってみてください。
4.松崎酒造(天栄村)
松崎酒造は岩瀬郡天栄村にある酒蔵です。
受賞した『廣戸川』は2011年以降、9年連続の金賞になり福島県の日本一を牽引している酒蔵の1つです。
なべは『純米にごり生酒』が米の味をとことん味わえて好きです♪
老舗の味を是非ともご賞味ください。
5.豊國酒造(古殿町)
豊國酒造は石川郡古殿町にある酒蔵です。
2011年以降、8回目の金賞を受賞した『東豊國』は豊國酒造の中でも特に味わい深いお酒です。
近年では『一歩己(いぶき)』が人気です。「豊国といえば一歩己」の印象が強い方も多いでのはないでしょうか?
6.人気酒造(二本松市)
人気酒造は二本松市にある酒蔵です。
2011年以降、5度目の金賞を受賞した『人気一』は独特なラベルデザインのため酒店で見かけたこともあるのではないでしょうか。
製造後はすべて瓶貯蔵という独特な保存方法による味わい深いお酒です。
7.東日本酒造協業組合⦅奥の松酒造株式会社⦆(二本松市)
東日本酒造協業組合は二本松市にある『奥の松酒造株式会社』の原酒工場です。
受賞した『奥の松』は2011年以降、9年連続の金賞になり福島県の日本一を牽引している酒蔵の1つです。
人気酒造:代表とは身内関係にありますが、作りは全く異なっています。
両酒蔵とも金賞受賞をしています。是非とも飲み比べによる味の違いを楽しんでみてください。
8.鶴乃江酒造(会津若松市)
鶴乃江酒造は会津若松市にある酒蔵です。
昨年は逃しましたが、2011年以降8度目の金賞を受賞した『会津中将』は鶴乃江酒造といえば真っ先に出る銘柄でしょう。
夏の時期に出るラベルは清々しいデザインが特徴できで、思わず手に取って飲んでしまいます。
酒蔵は観光地にあるため訪れた際には是非とも蔵元で直に味わってみてください。
9.名倉山酒造(会津若松市)
名倉山酒造は会津若松市にある酒蔵です。
受賞した『名倉山』は2011年以降、9年連続の金賞になり福島県の日本一を牽引している酒蔵の1つです。
ほかの銘柄で『月弓 純米酒』は米の旨さをとくに味わうことができます。是非とも両方お楽しみください。
10.笹正宗酒造(喜多方市)
笹正宗酒造は喜多方市にある酒蔵です。
2011年以降、3度目の金賞を受賞した『笹正宗』は福島県開発の酒米「夢の香」を100%使用しています。
口の中に広がる米の甘みを是非とも味わってください。
11.国権酒造(南会津町)
国権酒造は南会津町にある酒蔵です。
昨年は受賞を逃しましたが、2011年以降8度目の金賞を受賞しました。
『国権』の名前は「独立国としての権利」を意味しているそうで、手に取る方々が喜んでいただけるよう丹精込めて作っているお酒です。
ほかの銘柄では『てふ』、『俺の出番』などユニークなデザインラベルもあるので併せて味わってみてください。
12.会津酒造(南会津町)
会津酒造は南会津町にある酒蔵です。
2011年度以降、5度目の金賞を受賞した『田島』は蔵がある町の旧名が由来です。
地元に根付いた酒造りをし、300年以上の伝統を継承するため若手杜氏も奮闘している酒蔵です。
ほかの銘柄で『山の井』は季節限定も出ており、苦手な方でも飲みやすくなっているので是非味わってみてください。
13.末広酒造博士蔵⦅末広酒造⦆(会津美里町)
末広酒造博士蔵は会津美里町にある『末広酒造』の製造蔵になります。
製造蔵は2つあり、以前は若松市内にある「嘉永蔵」で製造したお酒が金賞を受賞しています。
2011年以降、7度目の金賞を受賞した『玄宰』は米の甘みと後から広がる酸味がとても美味しいお酒です。
会津若松市内にある「嘉永蔵」は鶴乃江酒造近くにあるため、蔵巡りをしながらお酒を楽しむこともできますよ♪
14.男山酒造店(会津美里町)
男山酒造店は会津美里町にある酒蔵です。
金賞受賞は今回が初めてです。また酒蔵として再生したのが2020年のため2期目にして初の金賞となりました。
なべもまだ飲んだことがありませんが22年間休止していた酒蔵を再生し、皆さんを想って作ったお酒を是非とも味わってみましょう。
金賞を受賞した『会津男山 わ』には「みんなが わ になれるお酒」という意味が込められています。
15.白井酒造店(会津美里町)
白井酒造店は会津美里町にある酒蔵です。
2012年から8連続の金賞を受賞した『萬代芳』をはじめ、『風が吹く』も美味しいお酒です。
HP、Instagramが見当たらなかったため参考までに商品を掲載しておきます。
白井酒造店では『風が吹く』のイメージが強い方が多いと思います。
16.豊國酒造(会津坂下町)
豊國酒造は会津坂下町にある酒蔵です。
2011年以降、8度目の金賞を受賞した『學十郎』は県知事賞も過去獲得しているお酒です。
ほかの種類では日本酒では珍しい『瓶内二次発酵スパーリング酒』も作っています。
是非とも新酒、スパークリングともに味わってください。
17.稲川酒造店(猪苗代町)
稲川酒造店は猪苗代町にある酒蔵です。
2011年以降、6度目の金賞を受賞した『七重郎』は猪苗代町で創業から場所を変えず作り続けるお酒です。
創業当時は猪苗代町に3つの蔵があったようですが、いまでは稲川酒造店のみになっています。
地元に根ざし伝統を守り続けるお酒を一度味わってみてください。
つぎは10年連続日本一を‼︎
今回は『令和3年度新酒鑑評会 金賞受賞酒蔵まとめ』を紹介しました。
各蔵の大小はありますが、杜氏・蔵人が日本酒に注ぐ情熱は誰にも負けないものです。
金賞受賞数日本一を9年継続できる強みはそこに限ると思います。
今後も福島の酒が多くの人に届き、味わっていただければ嬉しいです。
なべも地元酒蔵を応援しつつ、日本酒の諸費促進に少しでも協力できるよう頑張ります‼︎
また次回の記事でお会いしましょう。それでは〜
【金賞受賞蔵の酒一覧】