剣道ってどんな競技なの?
日本のスポーツといえば『武道』があります。皆さんは全部で何種目あるかご存知ですか?
オリンピック種目だった『空手』『柔道』を始め、NHKでよく見る『相撲』は多くの方が知ってる競技だと思います。
その他にも6種あり『武道』は合計で9種目あります。
今回は残り6種目の中から『剣道』について記載します。
棒で叩き合うスポーツだと思っている方はこの記事を読むことで認識が変わることでしょう。
平安時代から存在していた!?
刀が存在していた時代から紆余曲折を得て『剣道』という武道は生まれました。
よく時代劇で斬り合っているシーンを目にすることが多いと思います。
刀は平安時代から存在していたと言われており、その頃に大体の型は出来上がっていたと言えるでしょう。
当初は実践的な刀法でしたが、江戸幕府から武士道が強く普及し防具を付けて稽古をする形が出来上がりました。
その頃から各流派で独特の型が作られ、強さを求める武者修行の風土も生まれました。
より詳細な文化を知りたい方は『武士道:新渡戸稲造著』をご覧ください。
剣道を始めるには?〜下調べ編〜
古く日本に根付いている武士道に興味を持つ方は多いと思います。
そんな方の中には「一度見てみたい‼︎」「体験したい‼︎」と考えてる方もいるのではないでしょうか。
剣道は警察の教養項目である『術科教養』にもなっているので警察署に行けば見ることができます。
また警察署の武道場を使用する剣道スポーツクラブも多くあるため、調べれば各地で見たり体験することは可能です。
コンビニの張り紙を見ると地元のスポーツクラブの情報が載っているので参考にしてみましょう。
体験までは検討してないが、一度は見たいと思っている方は大会を見にいくことをお勧めします。
大会の情報も調べればすぐ出てくるので【〇〇地名 剣道大会】で検索してみましょう。
剣道の雑誌も毎月発刊されています。本屋で一度目を通してみるのも良いでしょう。
意外と知られてませんが剣道の情報は色んなところにあります。興味を持った方は探してみてください。
剣道を始めるには?〜道具編〜
剣道を始めるのに最低限必要な道具5つを紹介します。
- 竹刀(竹刀・鍔止め・鍔など)
- 竹刀袋
- 防具(小手・面・胴)
- 道着、袴
- 手拭い
1つ目は『竹刀』です。皆さんも一度は見たことがある道具です。
竹刀は昔で言う『刀』部分になります。剣道には欠かせない道具です。
竹刀は使用する年齢(学年)によって長さが異なります。
購入する際にはサイズの確認を忘れないようにしましょう。
竹刀には竹素材の種類が多くありますが、最初は考える必要はありません。使用するうちに使いやすい素材が見つかります。
刀本体である竹刀を購入したら他に『鍔・鍔止め』も購入しましょう。
こちらは『鍔・鍔止め』が一体になったものです。
こちらは『鍔・鍔止め』が別売になっているものです。
別々になっている物もあるのでこちらも購入時に確認しましょう。
2つ目は『竹刀袋』です。こちらは竹刀を持ち歩く際、必須アイテムです。
竹刀のまま持ち歩くと軽犯罪法などに払拭する恐れがあるので必ず竹刀袋に入れましょう。
竹刀が2〜3本入るサイズで十分です。生地やデザインは好みで選ぶことができるので自分に合ったものを見つけましょう♪
3つ目は『防具』です。小手、面、胴の3種類を揃える必要があります。
防具の値段はピンキリですが、全て揃えるとそれなりの値段になります。
購入が難しい方はレンタルもあるのでスポーツクラブや部活で聞いてみましょう。
小手は柔軟性、洗濯可否などを見て選ぶと良いでしょう。
最終的には個人の手に馴染むものが一番なので色んなものを見てみるのも良いでしょう。
面は頭の形に合うものが一番です。
私は頭が少し小さいので同年代の人と同じサイズでは緩くなってしまいます。
ある程度のサイズ感を把握した上で購入すると失敗がすくないですよ。
胴は色や素材が多くあります。せっかく購入するなら好みにカスタマイズすると良いでしょう。
どのメーカーもほとんど同じ作りなのでサイズは一度測っておくことをお勧めします。
4つ目は『道着、袴』です。こちらはいわゆるユニホームです。
上半身は道着、下半身は袴を着用します。
道着は紺色が一般的ですが白色、黒色もあるので自分に合った色を選ぶといいでしょう。
生地も様々ですが、「夏場はかなり暑くなるので薄手、冬場は寒くなるので厚手」をおすすめします。
5つ目は『手拭い』です。面をつけるときに頭に巻くために使います。
柄も豊富で安価なので多く持ってて損はないです。
注意点は手拭いの大きさです。全部同じだと思って買うと小さいのもあるため確認必須です。
以上が剣道に最低必要な5つ道具です。
剣道はいつからでも、いつまでもできるスポーツ
最後になりますが剣道はいつからでも始められて、いつまでも続けられるスポーツです。
多くのスポーツは年齢と共に引退が訪れますが、剣道は何歳でも続けることができます。
段位も年を重ねるごとに上がっていくため、続ける人も多いです。
段位の向上を求めていない方も社会人剣道など続けれる場所は多くあります。
高齢化で運動しなくなるのは心身ともに良くないですよね。
趣味でも剣道を続けられれば健康維持にもなります。
今回の内容を見て剣道を始めたいと思った方が1人でも増えてくれれば嬉しいです。
今後は他のスポーツについても更新していきます。よろしければそちらも見てください。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは〜